【物流DX実話】31年間の物流人生で、一番ムダだと思っていた仕事をVBAで変えた話

Excel VBA業務改善

31年間の物流人生で一番ムダだと思っていた仕事

私は物流業界で31年間働いてきました

営業も経験しました

受注業務も経験しました

/

倉庫管理も経験しました

その中で、ずっと疑問に思っていた仕事があります

それが「同じ内容を何度も書くこと」でした

販売伝票に書く

配送ラベルに書く

出荷確認票に書く

チェック表に書く

書いている内容はほとんど同じです

得意先名

商品コード

数量

配送先

なのに用紙が違うだけで何度も同じことを書く

物流現場では当たり前の光景かもしれません

しかし私はずっと思っていました

「この作業、本当に必要なのだろうか」と・・・・

朝の物流現場は戦場だった

特に忙しい朝は本当に大変でした

FAXは次から次へと流れてくる

気が付けば机の上には何十枚もの注文書

電話も鳴る

営業担当から追加注文が入る

倉庫からは

「その伝票まだですか」という確認連絡

運送会社は集荷時間を待ってくれません

電話に他の人が出てくれても内容が伝わらず

結局自分が対応することも少なくありませんでした

焦る気持ちを抑えながら

伝票を書く

ラベルを書く

確認する

また書く

また確認する

今思えば、あれは物流の仕事というより

「転記作業」

だったのかもしれません

一文字のミスも許されない世界

物流は正確性が命です

一文字間違えれば誤配送

数量を間違えればクレーム

商品コードを間違えれば再出荷

そのたびに確認し

修正し

再発行する

特に繁忙期は朝だけで何十件もの伝票処理が発生します

事務所に暖房は入っています

ですが寒さよりも大変だったのは

同じ内容を何度も書き続けることでした

「またこの作業か・・・」

そう思いながら伝票を書いていた日も少なくありません

手書きからExcelへ

やがて職場にもパソコンが導入されました

最初は感動しました

字を書かなくていい

修正も簡単

読み間違いも減る

これで楽になると思いました

しかし問題は残りました

販売伝票へ入力したあと

今度は配送ラベル作成用のシートへ再入力する必要があったのです

手書きがキーボード入力になっただけ

本質的には二重入力でした

私は思いました

「この作業、本当に必要なのかな」

「もっと効率の良い方法があるはずだ」と・・・・

現場だから見えた改善ポイント

私はシステム担当ではありません

プログラマーでもありません

本業は物流担当です

毎日、出荷と在庫と伝票に追われていました

だからこそ分かることがあります

現場が求めているのは高額なシステムではありません

入力を一度で済ませたい

ミスを減らしたい

朝を少しでも楽にしたい

ただそれだけなのです

そして私は思いました

このままでは仕事量は増えるのに人は増えない

何かを変えなければならない

そう考えたことがVBAを学び始めたきっかけでした

40代後半から始めたVBA

本格的にVBAを学び始めたのは40代後半でした

最初はまったく分かりません

エラーばかり

思ったように動かない

何時間考えても解決できない

そんな日もありました

それでも諦めませんでした

なぜなら現場で困っているのは自分自身だったからです

完成した仕組み

現在の仕組みは非常にシンプルです

販売伝票入力画面

得意先コード

得意先名

商品コード

数量

備考欄(お客様名)

を入力

VBA処理

ボタンをクリック

配送ラベル画面

得意先コード

担当者名

商品コード

数量

を自動生成

ラベル印刷

ボタンをクリック

出荷完了

以前は10分以上かかっていた作業が

今では数十秒で終わります

「※現場のミスをゼロにし、VBAを高速で動かすための『本物の道具』はこちら」

一番変わったのは時間ではなかった

改善後に感じたことがあります

それは

「速くなったこと」

ではありません

精神的な負担が減ったことでした

物流現場ではスピードが求められます

しかし急げばミスが増える

ミスを恐れれば仕事が遅くなる

その板挟みが苦しかったのです

ところが自動化すると

転記ミスがない

書き忘れがない

確認回数も減る

安心して仕事ができる

これが何より大きな変化でした

他営業所へ展開した時の反応

完成した仕組みを自営業所だけで終わらせるのはもったいないと思いました

そこで同期がいる他営業所へ試験的に展開してみたのです

すると

「これ本当に使っていいの?」

「今まで手書きしていたのは何だったんだろう」

そんな声が返ってきました

現場の人間に喜んでもらえた瞬間でした

私はその時

改善して本当に良かった

そう心から思いました

2024年問題で求められる物流DX

2024年問題によって物流業界は大きな転換期を迎えています

ドライバー不足

労働時間規制

人材不足

どれも深刻な課題です

しかし私は思います

物流DXとは何億円もするシステム導入だけではありません

現場のムダを1つ減らすこと

これも立派な物流DXです

伝票入力自動化

VBAラベル印刷

在庫管理自動化

日報集計自動化

こうした小さな改善の積み重ねが現場を支えています

そしてAIが現れた

私がVBAを学び始めた頃は

参考書

インターネット検索

試行錯誤

その繰り返しでした

しかし今は違います

ChatGPTに相談すると

数分でVBAコードの土台が完成します

もちろん最終調整は必要です

それでも

私が何日もかけて作っていた処理の土台が数分で表示された時は本当に驚きました

経験とAIが組み合わさると本当に強い

私はそう実感しています

私がWINスクールで学んだ理由

独学も素晴らしい方法です

しかし仕事をしながら学ぶなら効率も重要です

私はWINスクールで学んだことで

VBAの考え方

エラー解決の方法

実務への活用方法

これらを体系的に理解できました

結果として現場改善につながりました

自動化の先にある未来

私は今、物流DXだけでなく動画制作にも挑戦しています

事務作業を効率化する

空いた時間で新しいスキルを学ぶ

物流の魅力を映像で発信する

作品をポートフォリオとして公開する

これもまたDXの一つだと思っています

まとめ

私は31年間物流の現場で働いてきました

だから断言できます

現場を知る人ほどDXの力を発揮できます

手書きだった伝票

二重入力だったラベル

それをExcelで改善し

VBAで自動化し

今はAIが支援してくれる時代になりました

物流DXは大企業だけのものではありません

現場で働く一人ひとりが主役です

そして40代後半からでも

50代からでも決して遅くありません

私自身がその証明です

VBAでもAIでも構いません

まずは目の前の小さなムダを1つ減らしてみてください

その小さな改善が

やがて大きな変化につながっていくはずです

※かつてラベルを手書きしていた私を、ここまで変えてくれた場所です。まずは今の現場の悩みを、プロに聞いてもらってください

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